フィリピン クエスト〜フィリピーナと結婚する方法

Quest-12『在留資格認定証明書を取得せよ』

フィリピン人と結婚する場合、

最も困難なクエスト ( ̄Д ̄;)

は、フィリピン人の妻(あるいは夫)のヴィザ取得≠ナす。

正確には入国ヴィザ≠発行するのは、在比日本大使館や領事館ですので、このクエストで取得するのは

在留資格認定証明書

という、フィリピン人の妻(あるいは夫)が日本への入国ヴィザを申請する為に必要な書類です。

これまでのクエストは、面倒な手続きはあったものの、所定の書類さえ、キッチリ揃えればちゃんと受理されて、終る手続きでしたが、

在留資格認定証明書の申請は審査がある Σ(゚ロ゚;)

手続きで、審査が通らなければ、在留資格認定証明書が交付されず、

書類を作り直して再申請 ('A`)

という事もあり得るのです。

もっとも、日本人もフィリピン人の妻(あるいは夫)も初婚で、フィリピン人の妻(あるいは夫)に、過去オーバースティなどの前科≠ェ無く、出生証明書やパスポートなどの書類に不備や偽装がなければ、

在留資格認定証明書、一発ゲット! ヽ(´∀`)ノ

はそれほど難しい事ではありませんので、上記の問題に心当たりがない方は、それほどビビる必要はありません。

このクエストで用意する書類は、今までにしてた続き以上に多量≠フ書類が必要になります。順に説明すると以下のノようになります。

@戸籍謄本-原本1部

これは謄本または抄本≠ナはなく、間違いなく謄本≠ニいう指定ですので、日本人の戸籍謄本を用意しましょう。

ただ、この戸籍謄本は

フィリピン人の妻(あるいは夫) ヽ(´∀`)ノ

と婚姻≠した事実が記載されている物が必要ですので、入籍手続き前に取得した謄本では無効≠ナすので、注意しましょう。

A住民票-原本1部

これも入籍後に取得した日本人の住民票です。

B在職証明書-原本1部

これは、申請人が

定職を持っているかどうか? ( ̄〜 ̄)

という事を確認する為の書類になります。

結婚するのに定職があろうが、無職だろうが余計なお世話≠セという気もしますが、日本人が偽装結婚として、フィリピン人と結婚する際の動機≠ニして、

定職がない ('A`)

という理由もありますので、このような書類の提出が義務付けられるわけです。

在職証明書は、定型書式という物もありますが、基本的には

『この人はウチの社員に間違いないよ〜 (・0・)ノ」

という文言を書いた書類に、会社の住所と連絡先の明記されている社印を押してもらいます。

「俺…自営だけど…(゜σ゜)」

という方は、確定申告の書類や登記簿謄本など、

第三者から見て、働いている実績が確認できる書類 ( ´∀`)ノ

があればOKです。

C住民税または所得税の納税証明書-原本1部

「納税証明書ぉ? 何それ? (ーー;)」

と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、この書類は申請者である日本人の年収≠確認するための書類らしく、現在お住まいの地区を管轄する市役所などで、入手出来ます。

噂によると、

一定以下の年収しか稼いでいない人には、在留資格認定証明書は交付されない ( ̄□ ̄;)!!

という話があります。

「貧乏人はフィリピン人と結婚出来ないんかい! ヽ(`Д´)ノ」

と思われた方もいるかもしれませんが、この場合の一定以下の年収≠フボーダーラインは

年収150万円くらいらしい (´、`∂)ポリポリ

ので、これ以下の年収となると、

自分独りで生きていくのに精一杯 ('A`)

となりますので、確かにフィリピン人と幸せな結婚生活≠するのは難しいかもしれません。

Dパスポート-コピー1部

これは日本人のパスポートです。顔写真の入ったページをコピーしたものを用意します。

E二人のスナップ写真-4〜5枚

結婚式の時の写真以外にも、二人でデートに出かけた場所など、日本とフィリピンの色んな場所≠ナ撮影したものを用意した方が良いでしょう。

F返信用封筒返信用封筒

在留資格認定証明書申請を行った結果≠知らせてもらう為の封筒です。大きさは定型封筒で構いませんが、自分の住所をちゃんと書いて、簡易書留で送る送料に十分な切手(430円)を貼らなければなりません。

Gフィリピンでの婚姻証明書-原本1部+日本語和訳文1部

日本での入籍手続きで必要だったNSOスタンプ入りの婚姻証明書≠ナ、入籍手続きと同じく翻訳した文書を、翻訳者の名前を明記したものと一緒に準備します。

Hフィリピン人の出生証明書-原本1部+日本語和訳文1部

これも上記のGと同じく、日本での入籍手続きで必要だった書類と同じものです。ですから詳細はQuest-11≠見直せば判ると思いますが、何かの事情で、フィリピン人の妻(あるいは夫)の出生証明書が取得できない場合は、

出生記録不存在証明書と洗礼証明書

が出生証明書の代わりになります。

その場合、当然、出生記録不存在証明書と洗礼証明書の翻訳文が1部ずつ必要になるわけです。

Iフィリピン人のパスポート-新旧各コピー3種類を1部ずつ

文字通りフィリピン人の妻(あるいは夫)のパスポートをコピーしたモノを準備するわけですが、結婚前の旧パスポートは、顔をあるページと、日本の査証スタンプが押してあるページのコピーを、結婚後に作った

苗字の変わったパスポート ( ´∀`)ノ

は、顔写真のあるページのコピーしたものを用意します。

Jフィリピン人の顔写真

これはE≠ナ紹介した

二人のスナップ写真 ヽ(´∀`)ノ

とは別物で、いわゆる証明写真≠ナす。

「そんな写真ねぇよ!( ̄□ ̄;)!!」

という場合は、急遽フィリピン人の妻(あるいは夫)に送って貰いましょう。

ただ昔と違って、最近はインターネットでフィリピンから画像データの受渡しも簡単に出来ますから、それほど問題にはならないでしょう。

Kその他

その他、申請の際に提出義務はありませんが、

・日本人の印鑑証明-原本1部
・運転免許証など身分証明書-コピー1部

などを添付しておくといいかもしれません。

L在留資格認定証明書申請書類-一式

@からKは申請前に準備が可能な書類ですが、

在留資格認定証明書申請書類 一式

と呼ばれる申請書類群は、在留資格認定証明書を申請する

出入国管理局 (∪_∪)

に直接出向いて書類を貰ってくるか、出入国管理局のHPからダウンロードして入手します。

出入国管理局は、通称入管≠ニかイミグレイション≠ニか呼ばれる政府の機関で、

日本全国、至る所にあるわけではない ( ̄□ ̄;)!!

のです。

在留資格認定証明書の申請を行える出入国管理局は、昔に比べて随分と支局≠ェ出来てきましたが、それでも各市町村にあるわけではありませんので、インターネットを使って、出入国管理局のHPにアクセスし、

ご近所の入管 (・∀・)ノ

を探しましょう。

さて、直接入管へ行くか、インターネットでダウンロードしてゲットした在留資格認定証明書申請書類ですが、内訳は

・在留資格認定証明書交付申請書

・入国理由書

・質問書

・身元保証書

・居住地予定地の報告書

・親族一覧表

・親族の概要

という

個人情報の大暴露書類 ( ̄□ ̄;)!!

ばかりです。

大体の書類は名称と、現物を見れば書く事はわかると思いますが、

「質問書って何? (゜σ゜)」

と思われる方も多いでしょう。

質問書≠ニいうのは、

「あなた達は、どんな経緯で結婚しましたか? ( ´∀`)ノ」

とか、

「お相手(フィリピン人の妻(あるいは夫))は、何回くらい日本に来ましたか? 回数と年月日をくわしく教えてください ( ・∀・)ノ」

など、二人の交際経歴や家族の構成、あるいは二人が普段話している言語など、プライバシーや個人情報に関る質問事項を回答する書式の書類です。

さすがに

「初めてホテルに行ったのは、いつで、何処のホテルでしたか? ( ω∀ω)ノ」

というお下品な質問≠ヘありませんが、偽装結婚をあぶり出す為に、細かい事≠ワで質問されます。

逆に言えば、在留資格認定証明書の申請を一発で通すには、

二人の経緯を聞かれた事以上に詳しく書き記す (  ̄▽ ̄)b

というのがコツかもしれません。

結婚経緯の説明や、二人の交際記録に関して、書類のスペースに書き切れない分は、別紙に書いて添付しても一向に構いませんし、その文章が誠実な内容≠ナあれば、在留資格認定証明書の交付認定の可能性は確実アップします。

もっとも、当然の事だと思いますが、詳しく書くといっても、ホテルに行った回数などというお下品な内容≠ヘ書いてはいけません。

「なんでこんな書類まで用意するんだよ ┐( ̄Д ̄;)┌」

とか、思いながら様々な書類を集め、

「なんでこんな事書類に書かなけりゃならないんだよ ヽ(`Д´)ノ」

と思いながら、在留資格認定証明書交付申請書類を書き上げれば、やっと

在留資格認定証明書交付申請の準備 ┐( ̄Д ̄;)┌

が整うわけです。

結構なボリュームのある書類の束になっていると思いますが、この書類を抱えて、現在お住まいから

比較的近い場所 ( ̄〜 ̄)

にある出入国管理局、もしくは出入国管理局の出張所に出かけて、書類の束を

「お願いします m(_ _)m」

と言って提出すれば、手続きは終わりです。

絶対必要な書類が足りないとか、致命的な不備がない限り、書類は受理されて、審査≠ェ始まります。

幸いな事に、

在留資格認定証明書交付申請の手数料はタダ ヽ(´∀`)ノ

ですので、書類が受理されれば、そのまま帰って大丈夫です。

あとは自宅に出入国管理局から、自分が返信用に提出した封筒が届くのを待つだけですが、この審査には通常、

数ヶ月かかる Σ(゚ロ゚;)

と言われています。

ただ、筆者の場合は、審査は約3週間で結果が出て、

無事一発で在留資格認定証明書をゲット! (・∀・)v

出来ました。

ですから、何の問題もない場合は、結構審査は早く終るようですので、期待して待ちましょう。

 

 

 


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