フィリピン　クエスト～フィリピーナと結婚する方法

：知っておきたい〝フィリピンの歴史〟（国のなりたち）

そんなフィリピンは、日本と同じく島国なんですが、島の大きさは日本の本州ほど大きな島はなく、大小7100を越える島で構成されている国です。

ただ、このフィリピンという国は、日本の様に同じ文化圏にいる豪族が、

〝天下盗っちゃる！　(･∀･)９〟

と野心を燃やして、戦い続けた結果で今の国が形成されたわけではありません。

フィリピンは、もともと気候的に食糧の生産が比較的簡単に出来る南国である上、領土的な野心を持った人物が、その歴史に登場しなかったために、フィリピンの人たちは、

〝バランガイ〟

と呼ばれる〝部族単位〟で平和に暮らしていました。

フィリピンが〝国〟という形でまとめられたのは、大航海時代にスペインがフィリピンの島々を征服して、

「この島々を統合して、フィリピン　(￣^￣)ｖ」

と〝勝手に決めて〟植民地化したのがきっかけになっています。

この〝スペイン統治時代〟は、約400年にも渡って続きましたので、今でもフィリピンには公文書の一部ではスペイン語が使われていますし、現在でもあまり表面化していませんが、スペイン系フィリピン人が経済的に大きな影響力を持っています。

とはいえ、当時フィリピンを支配していたスペインの国力は次第に衰えていき、

「フィリピンという国は俺たちのモンだ！　ヾ(｀◇´)ノ」

という〝国民意識〟に目覚めたフィリピン人たちは、独立に向けて運動を開始しました。

いくらフィリピン人と結婚するからと言って、フィリピンの歴史全体をくわしく覚える必要はありません。大体、当のフィリピン人ですら、

〝基本的に歴史というものにあまり興味を持たない人が多い　(￣□￣;)!!〟

様で、日本によくいるアマチュアの〝歴史マニア〟と言われそうなくらい〝フィリピン史全体に詳しいフィリピン人〟は滅多に居ません。

ただ、そんなフィリピン人でも必ず知っている歴史上の人物は何人か居まして、その独りが

〝フィリピン独立の父　ホセ・リサール〟

です。

ホセ・リサールは各地の民族がバラバラに支配されていたスペイン統治時代に、

「俺達地元民こそ〝フィリピン人！　(･∀･)９〟」

という〝フィリピンの国民意識〟を目覚めさせ、フィリピン独立運動を引き起こした偉人でした。

しかし、団結してスペインを国から追い出したものの、フィリピン国民が独立を獲得出来たわけではなく、革命軍を後押ししたアメリカ軍が、

〝そのままフィリピンを植民地として支配してしまった　┐(￣Д￣;)┌〟

のです。

そこで完全独立を目指して、今度はアメリカ人の支配と戦ったかというと、最初は抵抗運動もありましたが、次第に事態は沈静化していきました。

というのもアメリカという国は、もともとイギリスの植民地から独立したという経験をしている国ですから、植民地の宗主国として、現地人であるフィリピン人たちに対して横暴に振舞うような事は少なく、それどころか教育施設をはじめ、様々なインフラを整備して、フィリピン人にも富を分配する政策をとったからです。

さらに、完全独立を願うフィリピン人に対して、最終的にアメリカはフィリピンの独立を認める意向を示し、1944年に完全独立させる事を約束したのです。

アメリカがフィリピンに対して行った行為の中には反政府勢力の虐殺など〝負の部分〟もありましたが、多くの〝一般フィリピン人〟にとっては、学校を作ってくれたり、自由なアメリカ文化を伝えてくれた相手であり、現在でもフィリピン人の多くは親米家になっています。

フィリピン人独立運動家たちの意志をくみ上げて、完全独立をアメリカが認めたのは1934年の事で、

「あと10年したらフィリピンは独立していいよ　（　´∀｀）ノ」

という法案が、アメリカ議会を通過したのです。

この法案通過を元にフィリピンでは翌年の1935年に〝独立準備政府〟が発足し、フィリピンは着々と

〝1944年の完全独立！　ヽ(´∀`)ﾉ〟

に向かっていましたが、このフィリピン人の夢は叶いませんでした。

日本史、あるいは世界史に詳しい歴史マニアであれば、〝1944年〟という年を聞いて、

「あれ…だってその頃フィリピンは…(◎-◎;)」

と気づいた方もいらっしゃると思います。

1941年に勃発した〝太平洋戦争〟で、日本軍はインドネシアの油田を狙って、その通過点である東南アジア諸国に進軍を開始し、特に直接宣戦布告をした、アメリカの植民地であるフィリピンは、日本軍によって制圧され、フィリピン人が心待ちにしていた完全独立する1944年当時のフィリピンは、

〝日本軍の軍政下にあった　｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡〟

のです。

そんな経緯でフィリピンにズカズカと乗り込んできた日本軍にフィリピン人は良い感情を持つわけもなく、日本軍の行った統治は全然うまくいかず、フィリピンゲリラと日本軍との間では、熾烈な戦いが繰り返され、日本軍がかろうじて治安を保てたのは、都市部の市街地だけでした。

そして、日本軍が太平洋戦争で連合国の反攻に敗れ始め、敗戦へと一直線に向かう頃、ついにフィリピンもアメリカ軍によって解放され、フィリピンのレイテ島に上陸した連合国司令官ダグラス・マッカーサーに、フィリピン国民は狂喜したのです。

ただ、〝あの戦争時代〟に日本人を憎んでいたフィリピン人ですが、

「確かに日本人はたくさんのフィリピン人を殺した。でも今はもう日本人を許してるよ…でも、あの事は忘れない　(￣-￣ )」

と語ります。

怨みを忘れない〝怨（ハン）の文化〟を持っている〝某半島系〟の方々と違って、フィリピン人というのは、

〝昔の時代の繰言をグチグチと言わない民族性　(∪_∪)ｂ〟

を持っています。

しかし、そんなフィリピン人でも

〝あの事は忘れない〟

と言うように、日本人であるわれわれも、〝あの時代〟に日本がフィリピンにした事を、今更謝罪する事はないにしても、〝忘れない〟ようにしましょう。

え？忘れる以前に知らない？

フィリピン人と結婚しようと思っている方は、関連書籍やWebサイトをみて勉強しましょう。

ただ、最近の戦争関連の情報は、

〝日本軍はアジア諸国にひどい事をした！　ヽ(｀Д´)ﾉ〟

という意見と

〝日本軍は正義だった！　ヾ(｀◇´)ノ〟

という両極端の視点で書かれた物が多いので、両方の意見を偏らないように読む事をオススメします。

 

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